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はじめに

エベレストゲーミングは、インターネットカジノがまだメジャーではなかった頃からあるソフトウェアです。、
海外だけでなく、日本でも使われてきたソフトとなります。
そのシステムの最大の特徴は、反応速度の速さと言えるでしょう。
快適さ、と言い換えても問題ないです。

ユーザーのプレイ環境を大切にしている

昔のまだ性能が低かったパソコン時代から運営されてきたことが影響しているのでしょう。
多少性能面で劣っていても問題なく動くので、ストレスを感じない作りになっています。
一方で、グラフィックなどは綺麗とは言えません。
これは、反応速度を優先させているためと考えられます。

派手なエフェクトが出ても、速度に影響したり、性能が高いとプレイできないのではハードルが高くなります。
その辺りを考慮して敢えて反応を優先させていたのでしょう。
他社のソフトはまともに動かないというパソコンからでもプレイできるというのが魅力でした。
反応速度の利点を最大限活かしていたと言えるでしょう。

一方で弱いエンターテイメント性

他の大手メーカーは軒並み積極的なコラボレーションを展開させて成長していった経緯があります。
一方、エベレストゲーミングはどちらかと言えば守りの姿勢を見せており、積極性には欠けていました。
コラボレーションをしないという意味合いではなく、企画力が弱いという点が見られるメーカーと言えます。
その辺りがマイナス評価に繋がったのかもしれません。

サポート面では非常に優秀であったと言えます。
昔より世界中を市場として見ていた節があり、多言語に対応していることで知られていました。
実は、エベレストゲーミングが日本で初めて日本語に対応していたカジノ用ソフトだったのです。
当時はそれだけでも画期的でしたので、国内の需要をほぼ一社で引き受けていたこともあったほどです。

後に、日本語対応などが標準になってくると、この利点が失われてきたのは否めません。
しかし、日本語で対応してきたという実績は無視できないものであり、一定の顧客数は掴んでいたソフトです。
一方でエベレストゲーミングは、会社自体が買収されたり別の会社が経営に加わる等波乱が多くありました。
そのためか、足並みが揃っていない点が見られたのも確かです。

プレイテックへの移行をどう分析するか！？

前述の企画力の弱さの理由もこの辺りにあったのかもしれません。
新ゲームの投入なども行われていました。
しかし、常に後手後手に回ってしまったのは否定できないところでしょう。
結局、この悪循環を払拭することは最後までできなかったと言えます。

エベレストゲーミングは、2013年よりプレイテックに移行するという結果となってしまいました。
このソフトはネットカジノで使われておらず、復活の見込みも少ないでしょう。
もしエベレストゲーミングを愛用していたという方は、プレイテックのソフトを一度試してみて下さい。
何らかの名残を見つけられるかもしれません。

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