
カジノバカラは数あるゲームの中でも「魔物」と呼ばれていて、のめり込んで大負けすると信じられないほどの大損をするゲームだと言われています。
事実、日本の会社員がラスベガスなどで億単位のお金を使ってしまったという話もあるくらいです。
カジノバカラはトランプのゲームですが、ブラックジャックのように自分でゲームを組み立てて勝利を勝ち取るというタイプのゲームではなく、競輪や競馬などのように予想によって勝敗が決まるゲームです。
カジノバカラの「バカラ」とは、イタリア語の「ゼロ」という言葉で、「破産」を意味する言葉です。
バカラの歴史は古く、このゲームで多くの人たちが破産してきたから、この名前がついたそうです。
ゲームの内容としては、賭ける人間が実際にカードゲームをするのではなく、カードゲームをしている胴元とプレイヤーのどちらが勝つかを予想するものです。
内容が簡単なだけに、バカラは高額なお金を賭けることが多く、そのため破産に繋がる人が多くなると言われています。
戦略が難しいゲームの場合は、負けた時に勝つための戦略をあれこれ練ることができますが、バカラの場合はディーラとプレイヤーのどちらが勝つか、または引き分けるかを予想して賭けるだけなので、ほとんど運の要素が高くなります。
そのため、賭ける方はのめり込みやすく、普通は負け続けるとゲームをやめるところが、次は勝てるだろうとどんどんお金をつぎ込んでしまうのです。
また、確率を考えるとある程度までは勝つことができるので、なかなかやめるきっかけが掴めなくなってしまうようです。